誰もが苦労すると思われる税金のお話です。
税金ってどんだけ種類あるかわかりますか?
私も完璧にはわかっておりません。
しかし、思っていた以上に稼げば稼ぐほど税金って大量に取られます。
正直、このシステムなんなのって気がつくのは起業してから2年目からw
そして3年目はものすごい苦労します。
もちろん私の場合の話ですが。
目次
税金の知識を勉強してから起業せよ
当たり前すぎる話なのですが、税金の仕組みがわかっていないのに、
経営者になってはいけません。
税金に詳しい人と一緒に起業するならいいですけど、
そうじゃなかったら絶対やってはいけません。
起業するって個人で税金払うよりも節税になるから起業する人が多いです。
あとは、融資とかも個人よりもしやすいから
でも、私にとってはマイナスにしか働きませんでしたw
じゃあ、なんで起業したかというと
顧問の税理士に丸投げなどという言葉を信じ切ってしまったから。゚(゚´Д`゚)゚。
私が起業した時は結構周りも起業する人が多く、
家庭持ちということもあって世間体を気にしていたんですよね。
もちろん起業なんて思いもしなかったのですが、
ビジネスを教わっていた人に税金のことは専門の税理士に任せればいいんだよ
という言葉をそのまま鵜呑みにしたことで、
早く社長になって世間から認められたいって思ったんです。
言われるがまま起業して顧問の税理士も付けました。
今思えば無知すぎですね。
顧問の税理士に丸投げ?
丸投げって確かに決算時期とかは全部やってもらってます。
半年に一度レシートなど全部送って月ごとにまとめてもらって、
申告してもらっているので、その点に関してはかなり楽です。
ジャンルごとにレシートを分けるだけでもめんどくさいので
申告を自分でやっていたら抜けだらけだなと思います。
でも、丸投げほどではないですね。
ある程度自分で項目とか把握して分けないといけませんから。
決算に関しては丸投げという言葉もギリギリ使えるかもしれませんが、
結局一年間の利益などの予想などは自分でやらなければ行けないので、
役員報酬を決めたり、どうやって節税していくかは自分が理解していないと、
税理士に相談する内容自体わかりませんので顧問契約すらしている意味があまりない気がします。
節税のはずが多くの税金を払うことに
個人事業主は決算期にその年の収入を申告して収入が決まります。
しかし、起業すると役員報酬を年度始めに決めることになります。
自分の給料を確定申告後会社の年度始めに決めるんですね。
自分でやっていく経験が浅い私にはどのぐらい稼げるかなど予想しきれなかったわけです。
起業した時はイケイケドンドンでしたのでうまくいった最初の年と同じ役員報酬に決定しました。
税理士に確認されましたが、自分で決めました。
初年度の役員報酬の収入に対する税金は翌年に回ってきます。
つまりは前の年の所得でどのぐらいの税金の支払いがあるか理解していなかったんですよね^^;
ということで数ヶ月して、税金の支払いめっちゃ多いなって思って焦りだしました。
ホントアホだと思います。
焦った時には遅かったです。
対策をして、税金を抑えられるのは翌々年です(現在)
もっと税金に対する知識をもって計画を立てていれば無駄な税金は払わずに済んだので、
失敗だったなとは思いますが、税金を本気で勉強するきっかけになったことは間違いないので、
これからのビジネスに役立てていきたいと思います。
赤字経営のデメリット
税金の話では無いのですがついでに話しておこうと思います。
起業した時に赤字経営をしていれば法人税がかからないから赤字していればいいと言われたことがあります。
確かに法人税は赤字だったら法人住民税のみですのでそんなにはかからないです。
私もとにかく赤字にすることだけを考えて経費を使ったりしていました。
融資が受けれない
思ったよりも税金が多く、うまく行っていた時よりつまずいた時に、
「このままじゃやばいな・・」
と思って、法人に対して融資をしてくれるところに融資をお願いしに行ったんですよね。
ビジネスはお金があってなんぼですからね。
うまくお金が回らなくなってやばいと思ったので借りに行きました。
はい。
赤字経営の会社に金融機関が貸したがるでしょうか?
ということなんです。
国がやっている融資だったので希望額よりはだいぶ少なくですが借りることはできたのですが、
地方銀行では貸してもらえませんでした。
少しでも黒字で経営していれば全然違うみたいです。
私の不動産で起業した友達は私の借りた金額の何倍も貸してもらえました。
むしろ借りてくださいと営業に来るぐらいでしたw
ビジネスを拡大させる時にはどうしてもお金が必要です。
せどりとかホントお金あってなんぼですからね。
組織化するにもギリギリの資金で組織化して、
下振れ食らったら死にますw
スタッフの給料も払えなくなります。
融資のことは全然考えていなかったので、
起業する時は頭に入れておいたほうがいい話だと思います。
ちなみに私が借りたのは日本政策金融公庫というところで、
金利1%以下で事業資金として200万ほど借りれました。
最悪なのはマイホームを建てれない
私は家庭持ちで子共二人ももう小学生です。
嫁もマイホームにずっと憧れていました。
そろそろ家を建てたいということになったのですが、
当然会社の成績が左右してきます。
役員報酬は決まっていて所得は多いように見せることはできますけど、
銀行はもちろんお金の流れは全てお見通しなわけです。
社長=会社の状態で住宅ローンも見てきます。
こういうところでも赤字にしていればいいってわけではないということがわかります。
まとめ
失敗談をぶっちゃけたことで私がただのアホだということを公表してしまったのですが、
ただのアホで終わらないためにこの経験を活かして正しく節税をしていこうと思います。
大事なのは失敗を繰り返さないことですからね。
赤字経営も良いですが、数年単位で収支を見据えていればいいと思います。
来年大きく収入がある予定だから、今年は赤字を多く作っておこう
とか
単純に赤字、赤字、赤字では世間からの信用は全くありません。
税金は支払うことにはなりますけど、
リターンは大きいかなと思います。
今回は失敗談として起業後の税金の話をしましたが、
もちろん正しい知識を持って節税すれば、個人よりも多くの節税になります。
個人で申告と起業して申告の境界線は、
年収5〜600万と言われています。
このくらいを安定して稼げるようになれば、
起業したほうがいいレベルだと思いますね。
私のようなアホはあまりいないとは思いますけど、
起業する時は気をつけてくださいw